Tシャツの起源と、Tシャツに使われている綿の秘密

Tシャツといっても、今ではいろんな色のTシャツや柄、そしてプリントデザインなど、その種類は多岐にわたっています。しかし、もともとTシャツとはどのようにして生まれて来たのでしょうか?



そのTシャツ誕生の起源というのは、1910年代のアメリカにさかのぼると言われています。もともとはアメリカの海軍が下着として着用したのが始まりだそうです。Tシャツというと若者文化のような感じはしますが、100年前の戦地にそのルーツがあるというのは意外でもあります。



Tシャツはその名のごとく、広げたときの形状がまるで“T”の字のようだったため、Tシャツと呼ばれるようになったそうです。しかし、Tシャツは、戦地においては下着としての機能の他に、包帯やマスクとしても使われていました。



戦地には怪我や傷というのはつきものです。時には自分以外で負傷した仲間の看病もあるのでしょう。傷口に細くカットしたTシャツをあてて包帯代わりにしたり、汚い空気を吸い込まないようマスクとしても使われていたようです。ですので、その創世記というのは、白いTシャツが一般的でした。



そんな誕生のいきさつがあるTシャツですが、現代ではやはりファッションアイテムの一つとして捉えられているというのがメインです。Tシャツは汗の吸収性や肌触りが重要視されることから綿が使われるのが一般的ですが、同じ「綿」でも洗濯をした際にすぐにヨレヨレしてしまうものと、長期にわたって丈夫なものがあるのはなぜでしょうか。



実はひとくちに綿と言っても、綿にはランクがあり、繊維の長さが長い方がランクが高いといわれています。逆に繊維の長さが短いと、糸や生地にしたときにほつれや毛羽立ちが起こりやすくなってしまうため、こうした綿はランクが低いと言われています。



このように表示上では、ランクの違いはあってもどちらも「綿」としか表示されないため、Tシャツを購入される際は、手触りや衿元のつくりをしっかり見ておくと、丈夫そうなものがわかるのです。